1つ1つ丁寧に説明していくね!
「アフィリエイトで稼ぎたい」
「でも正しいサイト設計の方法がわからない…」
こんなふうにお悩みではありませんか?
かつては私も、サイト設計のやり方がわからず長く悩んだ時期がありました。
なぜ悩んだのかというと、どの記事も言っていることが違っていたんですね。
- Aのサイトでは〇〇のやり方でやろうと言っている
- Bのサイトでは▲▲のやり方でやろうと言っている
こんなふうに、記事によって推奨しているやり方が違っていたので、どのやり方を信じていいのかわからなかったんです。
そして自分なりにいろいろな手法を試しながら7サイトを運営してきたんですが、そのなかでわかったことがあります。
それは、「どのサイト設計方法も正解」だということです。
「どの方法も稼いでいる人が言っている方法なんだから当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、当時の私はたった1つの正解ばかりを探し求めてしまっていて、複数の正解があることに気づけませんでした。
もし今、かつての私と同じように「たった1つの正解があるはずだ」と思っているのであれば、その考えは捨ててください。
サイト設計の正解は複数あります。
ただし、複数のやり方があるとは言っても、やみくもにサイト設計をしたのでは、本来上位表示を狙えたであろうキーワードでも上位表示が難しくなってしまうのも事実です。
なので今回は、私が実践しているサイト設計方法をご紹介していきます。
私がご紹介するやり方は、100記事で月10万円は達成可能なサイト設計方法です。
それどころか、やり方次第では月20万円、30万円以上も狙える方法となっています。
ぜひ最後までじっくり読んでみてくださいね。
アフィリエイトのサイト設計方法【4STEP】
まずは、基本的なサイト設計のやり方からご説明していきますね。
アフィリエイトのサイト設計手順は、下記のとおりです。
- 案件を決める
- 関連キーワードを洗い出す
- 月間検索ボリュームを調べる
- マインドマップで整理する
1つ1つご説明していきますね!
手順①:案件を決める
まず最初にやるべきことは、案件を決めることです。
案件を決めないと、どんな商品を売るかが決まりません。
どんな商品を売るかが決まらないと、サイト設計もしようがありませんよね。
なので、まずは案件を決めましょう。
案件の決め方については下記の記事で解説しているので、案件がまだ決まっていない方は記事を参考に案件を決めてください。
今回は例として、「inti4」という光目覚ましの商標特化サイト(inti4について詳しく説明するサイト)を作ると仮定してご説明していきますね。
※現時点だと「inti4s」という新機種が出ていますが、まだ新機種が出ていない時に調べたという前提で話を進めていきます。
手順②:関連キーワードを洗い出す
案件を決めたら、次に関連キーワードを洗い出します。
関連キーワードとは、
- 「inti4 ○○」
- 「inti4 ○○ ▲▲」
のような2語、3語の検索キーワードのことですね。
具体例をあげると、
- 「inti4 レビュー」
- 「inti4 アプリ 接続」
といったキーワードのことです。
今回は「inti4」の商標特化サイトを作る想定なので、「inti4」の関連キーワードを洗い出します。
- STEP1狙うキーワードを「関連キーワード取得ツール」で検索する
- STEP2「全キーワードリスト」をコピーする※「Ctrl+A」で全選択
※「Ctrl+C」でコピー
Macのパソコンを使っている人は、Ctrlでなく「command」キーで同じ操作ができます。
手順③:月間検索ボリュームを調べる
関連キーワード取得ツールで狙いたいキーワードの関連キーワードをすべて洗い出したら、次はキーワードの月間検索ボリュームを調べましょう。
月間検索ボリュームとはなにかというと、「キーワードが1ヶ月間で検索された回数」のことです。
1ヶ月に10回も検索されていないキーワードを狙って記事を書いているとキリがないですし、コスパも悪いですからね。
とりあえずは月間検索ボリューム10以上のキーワードを書いていけば大丈夫です。
- STEP1キーワードプランナーにアクセスし、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択
- STEP2関連キーワード取得ツールでコピーしたキーワードを貼り付け、「開始する」を選択※「Ctrl+V」で貼り付け
- STEP3「過去の指標」を選択
- STEP4右上にあるダウンロードボタンから、「プランの過去の指標」を選択し、csvファイルをダウンロード
※キーワードプランナー上でも月間検索ボリュームは見れるんですが、このままだとキーワードの整理がしにくいのでcsvファイルをダウンロードします。 - STEP5Kuto Csv Editorでcsvファイルを開き、全データをコピー
- STEP6Googleスプレッドシートに貼り付け、いらないデータを削除・キーワード
・月間検索ボリューム
だけ残しておけばOKです。
※上記画像では「競合性」も残していますが、なくていいです。 - STEP7フィルタを選択
- STEP8「Z→Aで並べ替え」を選択
- STEP9月間検索ボリュームの多い順に並び替えされる!
手順④:マインドマップで整理する
そして最後は、キーワードをマインドマップで整理していきます。
マインドマップを作成するツールは、XMindというツールが使いやすくておすすめです。無料で使えます。
整理の仕方はどうやればいいかというと、以下の手順で行います。
- 似た意味のキーワード同士をまとめる
- 同じようなジャンルのキーワードをまとめる
- 収益化の導線を考えつつ、カテゴリ分けする
そして下の画像が、実際に「inti4」のキーワードでマインドマップにまとめたものになります。
私が「inti4」のサイト設計をするとしたら、
- サイトTOP:inti4の基本情報をまとめた記事
- カテゴリ:「inti4の口コミ」「inti4の販売店」(「inti4の使い方」)
の形でまとめると思います。
サイトTOPページで「inti4とはなにか」について読者に説明したあとに、口コミや販売店のカテゴリ記事に誘導して商品を買ってもらうイメージですね。
「inti4の使い方」カテゴリを書くかどうかはケースバイケースです。
たしかに、購買意欲が低いキーワードを狙っても、その記事から商品を買ってもらえる可能性はほとんどありません。
しかし、「inti4」というキーワードを上位表示させたいなら、使い方の記事も書くべきです。
なぜなら、「inti4」のキーワードで上位表示するためには、サイト内でinti4についてのあらゆる情報を網羅する必要があるからです。
なので、「inti4の使い方」カテゴリのような購買意欲が低いキーワード群を書くかどうかは、
- 難関キーワードを上位表示させたいなら書く
- 最低限の記事だけでいいなら書かない
というように、目的によって使い分けるといいでしょう。
サイト設計って奥が深いなあ
以上、ここまでがサイト設計の基本です。
おさらいすると、
- 案件を決める
- 狙うキーワードを決めて関連キーワードを洗い出す
- 月間検索ボリュームを調べる
- マインドマップで整理する
でしたね。
今回は「inti4」の商標特化サイトをつくる想定でご説明しましたが、ジャンルサイトを作る場合は、
- 「朝起きれない」
- 「目覚まし」
- 「光目覚まし」
- 「光目覚ましの商材名」
のようなキーワードでも関連キーワードを洗い出して、マインドマップにまとめていくといいですね。
規模の大きいサイトをつくろうとすると、サイトの構成で迷うこともでてきますよね。
なので、サイト設計をやりやすくするための「サイト設計の型」も3つご紹介しておきますね。
アフィリエイトのサイト設計の型3選
サイト設計の型を使えば、楽にサイト設計をすることができるようになります。
3つの型をご紹介するので、ぜひ自分のサイトに合うものを選んで使ってみてください。
- TOPページが各カテゴリのまとめ
- TOPページがランキング記事
- TOPページが収益記事
TOPページが各カテゴリのまとめ
まず1つ目は、「TOPページが各カテゴリのまとめ」になっている構成のサイトです。
- サイトTOP:カテゴリのまとめ記事
- カテゴリTOP:集客記事のまとめ記事
- カテゴリ配下:集客記事
という感じですね。
サイト設計は、以下のような形で各キーワードを狙うのが基本です。
なので、「TOPページが各カテゴリのまとめ」型の記事でも、サイトTOPではビッグキーワード、カテゴリTOPではミドルキーワードを狙います。
しかし、多くのサイトは、カテゴリページでただカテゴリ配下の記事を一覧で表示させるだけで終わってしまっています。
これは非常にもったいないことです。
なぜなら、何も文章が書かれていない、ただ記事が一覧になっているサイトTOPやカテゴリTOPは上位表示しにくいからです。
読者の気持ちになってみればわかりますが、ただ記事の一覧があるだけのページをGoogleの上位に表示されたら困りますよね。
1つ1つ記事を読まないと結論がわからないので、すごく面倒くさいです。
なので、サイトTOPページやカテゴリTOPページはまとめ記事にして、上位表示を狙えるようにしておきましょう。
- サイトTOP:カテゴリのまとめ記事
- カテゴリTOP:集客記事のまとめ記事
- カテゴリ配下:集客記事
サイトTOPには、各カテゴリに内部リンクを貼りつつ、全体像がわかるようなまとめ記事をつくります。
そしてカテゴリTOPには、カテゴリ配下の記事に内部リンクを貼りつつ、カテゴリ全体の知識がざっと分かるまとめ記事をつくりましょう。
ただ記事を並べるのではなく、1記事だけでざっと内容がわかるようにつくるのがポイントです。
このサイト設計の型はどんなサイトにも当てはめやすいので、迷ったらこの型を使うとよいでしょう。
TOPページがランキング記事
2つ目は、「TOPページがランキング記事」になっている構成のサイトです。
これは、ジャンルサイトで使いやすいサイト設計の型ですね。
- サイトTOP:「○○ ランキング」か「○○ おすすめ」の記事
- カテゴリTOP:各商品のレビュー記事
- カテゴリ配下:集客記事
という構成にすることによって、
- 読者が集客記事内に貼ってあるランキング記事に飛ぶ
- ランキング記事で気になった商品のレビュー記事を読む
- 成約
という流れを作ることができます。
- 流れがきれいで成約しやすい
- 読者の滞在時間が伸びてサイトの評価up
とメリットが多い構成なので、ジャンルサイトを作る際は使ってみてください。
TOPページが収益記事
3つ目は、「TOPページが収益記事」になっている構成のサイトです。
- サイトTOP:収益記事(キラーページ)
- カテゴリTOP:集客記事(ミドルキーワード以上)
- カテゴリ配下:集客記事(ロングテールキーワード)
この型の特徴は、「収益記事1本以外は基本すべて集客記事」というところにあります。
この型は、
- 渾身の収益記事を1本書く
- ライバルが弱いロングテールキーワードで上位表示を狙う
- ロングテールキーワードで上位表示する記事を増やして、検索数の多いミドルキーワードを上位表示させる
の流れで成約数を多くしていきます。
とにかく、集客記事を読んだ読者をひたすら収益記事に誘導していけばOKです。
もし直接誘導するのが変になる場合は、
「集客記事→集客記事→収益記事」
のような感じで集客記事をあいだに挟んでから収益記事に誘導してあげましょう。
このサイト設計の型もわりと使いやすいので、ぜひ使ってみてください。
特化サイトと雑記サイトどちらが良いのか?
“特化サイト”にするのか“雑記サイト”にするのか迷っている方もいますよね。
特化サイトとは、たとえば
- 掃除に関する情報を扱うサイト
- 掃除機に関することを扱うサイト
- 掃除機ダイソンのことを扱うサイト
のように、1つのテーマだけを扱うサイトのことです。
特化サイトのなかでも、
- ジャンルサイト
- 商標特化サイト
の2つがあります。
ジャンルサイトなら、「掃除」とか「掃除機」といった商品がいくつもあるテーマのサイトですね。
商標特化サイトなら、「ダイソン」のように、特定の1商品だけを扱うサイトになります。
もし迷ったら、ジャンルサイトにしておくのがおすすめですね。
商標特化サイトだと、案件が終了した際にサイト自体が使い物にならなくなってしまいます。
ですが、ジャンルサイトなら他の案件も扱うことができるため、1つの案件が終了したとしても問題ないですよね。
サイトの力をたもちつつ、サイト内で別の商品をおすすめすることができるのでリスクが少ないです。
私は運営していた商標特化サイトのうち、2つの案件が終了したことがあります。
50記事以上書いて報酬が発生し始め、「これからだ!」というときに案件が終了してしまったんです。
商標特化サイトは案件が終了すると立て直すのがむずかしいため、できればジャンルサイトにしてリスクを減らしておくことをおすすめします。
一方、雑記サイトは、
- 旅行と子育てと節約を扱うサイト
- 興味があること全般について扱うサイト
のように、サイトで扱うテーマが1つではないサイトのことをいいます。
いろいろなテーマのことを1サイト内に書けるのが良いところですね。
どちらが良い、悪いというのはありませんが、早く稼ぎたいのであれば特化サイトがおすすめです。
なぜかというと、特化サイトのほうがサイトの成長スピードが速くて、上位表示しやすいからです。
- 30日で30記事「掃除機」の記事を書いたサイト
- 30日で10記事「掃除機」の記事を書いて、他の20記事は別のテーマについて書いたサイト
の2つをくらべた場合、①の30記事「掃除機」について書いたサイトのほうが、掃除機についてくわしく書いてあるサイトとみなされるので、「掃除機」関連のキーワードで順位が上がりやすくなるんですよね。
そしてなにかの記事で上位表示されてアクセスがくれば、サイトの力が強くなっていきます。
サイトの力が強くなれば、さらにいろんな記事で上位表示がしやすくなります。
最短で稼ぎたいのであれば、特化サイトで運営していきましょう。
【応用編】目標金額から逆算してサイト設計をしよう
サイト設計に慣れてきたら、目標金額から逆算してサイト設計するのがおすすめです。
目標金額から逆算してサイト設計する大切さは、アフィリエイトで月100万円以上稼いでいるひつじさんやTsuzukiさんも主張しています↓
先日ブログ診断でめちゃ書いたことなんだけど「1年後に月10万円稼げるようになりたいです」では漠然としすぎで
「2021年1月末までに1件3000円の案件Aを月34本成約して月10万円稼げるコンテンツを作ります。〇〇をターゲットに△△の悩みを狙って集客します」くらいまで詳細に落とし込むべきよ🤔
— ひつじ@JIN制作 (@hituji_1234) January 26, 2020
僕がブログ売上で月100万円を達成したときは、3〜4ヶ月前くらいに下記の計画を立てました。
①単価3,000円 × 150件
②単価5,000円 × 70件
③単価8,000円 × 30件まったくその通りとはいきませんでしたが、先月160万円を達成できました☺️
計画から逆算して作業するのは、超絶大事だと思います。 https://t.co/sAthi9GAxn
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) February 12, 2020
上記のように
- いつまでに
- 何円稼ぐために
- 単価いくらの案件で何件売るのか
- 集客はどうやってするのか
を考えながらサイト設計をすると、
- 全体像が見える
- 無駄が省ける
- 自分の今の立ち位置がわかる
と良いことづくしなので、余裕がでてきたらやってみてください。
さて、サイト設計が終わったら次は記事設計です。
サイト設計も大事でしたが、記事設計もめちゃくちゃ大事な工程です。
記事設計がきちんとできていない記事は、いつまでたっても、何本書いても上位表示することができません。
ここでしっかりと記事設計のやり方を学び、上位表示する記事の書き方を身につけておきましょう。